直耕団吉野診療所は2025年2月1日から社会医療法人関愛会に事業承継されました。

直耕団吉野診療所の歴史

1989年5月1日:無医地区の吉野地区に社会医療法人天心堂へつぎ病院の分院として開設所長に中野俊彦医師が着任された。
1998年5月1日:天心堂へつぎ病院から独立して直耕団吉野診療所となる。
2016年11月:社会医療法人帰巌会に事業委託される。
2025年2月1日:社会医療法人関愛会に事業承継される。所長に高倉健医師が着任した。

新所長ご挨拶

2025年2月1日から診療所所長に着任しました高倉 健(タカクラ タケシ)です。

吉野診療所は1989年5月に開院されてから今日まで中野俊彦先生が所長として約37年弱の間ほぼお一人で診療に当たられて来られました。
先生は地域住民と同居するかかりつけ医家庭医を目指し診療所の隣に住まわれて24時間対応されてきました。
また住民参加型の診療所を目指し、診療所の中には先生ご自身作の水彩画の他に地域の方々からの絵画や掛け軸・置物なども飾られ待合室には掘りごたつも設置してアットホームな空間を築き、さらに地域おこしのお手伝いをするとして吉野健康を守る会、吉野ほたるを育てる会、吉野合鴨水稲同時作研究会、歩こう会などを結成されご自身が率先して活動されてきました。
そのような先生の姿勢に対して2013年3月第1回赤ひげ大賞として日本医師会から表彰を受けられました。
また先生は吉野小学校や中学校の学校医を長年にわたって就かれて大分県教育長や大分市長からも表彰されておられます。
そのような先生の後を引き継ぐのは大変責任重大なことですが、この吉野地域には他に医療機関がなく大分市内で唯一のへき地診療所に指定されています。
この地域の健康を守るため住民の皆様と協力しながら努力してまいる所存ですのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

掘りごたつ室

リハ室

椅子席待合室